おだ たか子 q&a

 このQ&Aは、先日FM宝塚にて放送されました特別番組「ー兵庫県議会議員宝塚市選挙区補欠選挙ー激論!県議補選!」にて、事前アンケート及び、収録時におだ たか子がお話しさせていただきました内容を再構成したものです。

 政策から人となりまでのQ&Aですので、ラジオを聞き逃した方も、お聞きになられた方も、下記お読みください。

自己紹介

 政治を真剣に志したのは12年ほど前からで、それまでは一般企業に勤めて通算24年ほど社会人として働いていました。マンション管理士で個人情報保護士です。総合職で東京に転勤した折、政治の中心がすぐ傍にあり、縁あってある中枢の政経塾にて3年学び、衆議院議員の秘書を経て、第18代文部科学大臣秘書を経験しました。

 父の介護で地元宝塚に戻り、今は認知症初期の母と一緒にボランティアで子ども食堂の運営をしています。

立候補の理由

 今回、急遽決断しましたが、世界的にコロナが蔓延して、国難という状況で後手になる対応や、人々の混乱をみて、やはり、政治がしっかりしなければ、国や県の方針が伝わってこない、身近な市民の要望が伝わらない。これではいけないとびっくりマーク

  そして、4月に、お仕えした元大臣が総裁選に出るとのニュースがあり、この期に県の仕事をさせて戴ければ、必ず、兵庫県にも次期総理との太いパイプを創れるびっくりマーク️と決断しました。

県会議員の仕事とは?

 県政の基本となることを議会で話し合い、決定する重要な仕事です。知事や議員から提出された予算・条例案などの審議をする他、市民の意見を聞いて、調査や検査をしたり、意見書を出せます。市民の声を届ける請願、陳情のお手伝いもさせていただきます。

  まずは、選んで戴いた市民のための仕事をします。宝塚市は近隣市に比べて県の支出金が少ないので、もっと交付してもらえる様に、次期知事や新市長と連携します。市民の意見を聞いて、国と県、県と市とのパイプを取り持つのが県議の役割です。

国、県、市の役割について

 国は国政の在り方によって、日本国民の生活や財産を守り、国益をあげ、幸福度をあげる役割を担い、政治主導というのが一番発揮される所です。
 県は地方行政として、知事のもとに県民を守り、県民のための直接的な施策をする所です。国への申し入れも出来、独自の方向性も打ち出せます。知事と県議会は議論を尽くし、県民のための予算を常に行財政改革しながら、有効に配分しなければなりません。
 市は市民の最も身近な地方政治であり、政党会派に左右されない議会をつくり、安全で住み良いまちづくりを行う役割です。

コロナ対策について

 疲弊、ひっ迫している医療体制を立て直すべく、市では限界な事を県にしっかりと要望し、国の交付金等を分配してもらいたい。次期補正予算案に市のコロナ医療・検査体制の強化対策費を組込みたい。前年度の補正予算ではポストコロナ社会の対策費が30億円を切っており、予算配分が少なく、ワクチン接種後の段階に応じた機動的な転換が必要だと感じました。兵庫県から早くに出た変異ウイルスに対しても、港町神戸を筆頭に水際対策を強化し、人の動きに注視して迅速に対応しなければならないと思います。市はパンク寸前なので県でやるべきです。

重点施策3つ

 一に、「コロナ感染症対策」。病院や保健所の対応改善。徹底した水際対策。身近な市内でも発症が続発しているので、医療・検査体制の充実と出来る限りの的確な情報開示を約束します。
 二に、「アフターコロナの経済対策」事業規模、納税額に則した協力金の迅速な支給。国や県との連携で宝塚に笑顔と魅力を取り戻す。新知事とのパイプをつくり、国に協力戴ける事を最大限引き出す。今後、困窮する市の財政の建て直しに協力をします!
 三に、女性活躍社会の実現で、子ども食堂や食育での子育て支援。フードロスを無くす取り組み。子ども食堂を小学校区に1つずつ創れるように、県に助成を求めます!️

座右の銘は?

「有言実行」
 口に出した事は何がなんでも成し遂げる!という思いで政治活動を始めました。最初は少しずつ疑問に思う事から行動し、知れば知るほど政治が大事なんだと気付かされました。変えることは大変だけど、声をあげないと変わらない。でも声を出せない人たちもいるので市民の代弁者となるのが議員で、結果も解りやすく伝えていかなくてはなりません。

最近感動したエピソードは?

  最近感動したのは、ライフワークとして5年続けている子ども食堂でコロナ禍で中止しても食材をムダにしたくなくて、お母様方に無料配布を呼びかけたら、預けられずに1人連れて来られたお子さんが元気な笑顔を見せてくれたことです。一瞬の引渡しですが、「助かる」と喜んで下さって、お子さんも非常食などのお菓子でも嬉しそうでした。

宝塚の魅力を発信するには?

 五穀豊穣の兵庫県にあり、都市部と農村地域が近く存在する宝塚は多自然地域として若者の移住やテレワークの後押しをして、大阪や神戸に近いがすぐ近くに自然や原風景もある、心の余裕や文化的豊かさを感じれる街としてアピールする政策が必要。
 Wi-Fi環境を整え、歴史的風景を保存し、暖かい昭和の町並みも残る芸術と文化のまちとして再発信する。
 自然農など行いたい人のために空家や空き地を活用する移住プランや、老朽化した道路等インフラを整え渋滞アクセスを改善し門戸を開くことも重要。
 子育てしやすいまちに変わるため、子どもの居場所づくりや放課後子ども食堂を増やすことです。

低投票率について思うこと

 せっかく日本国民として平等に選挙の権利があるのに、行かない、関心ないのは残念です。前回の県議選は有権者の36%以下で、選挙に行った人だけの意見で選ばれた議員に全てを託すことになりました。若者でも、忙しくても、行政や政治にモノを申したければ混雑しない時に期日前投票に行って下さい。
 コロナ禍なので、私は選挙カーや事務所を使いません。出来るだけ密になることを避けて、距離をとって訴える方法をとります。
 選挙は未来を担う子どもたちへの大人の責任でもあります。白票でもいいのであなたの1票を投じて下さい。その行動が大きなうねりになり、モノ申す意見になります。よろしくお願いいたします。